2010年2月21日日曜日

大人の本当に正しいスキンケア

吉木伸子著

皮膚科の先生が書かれた本。近頃、肌の乾燥がひどくて、このままではまずいと思い肌について勉強することに。すると色々なことがわかった...。

私はパウダーファンデーションの粉っぽい感じとか、立体感がなくなってのぺっとする(技術がいるらしい)のが嫌いで、化粧を始めた頃からリキッドファンデーション。(ちなみにパウダーファンデで化粧直しをする時の女性の手の動作もあまり好きではなかったりする。)
ところが、リキッドファンデーションは一番肌への負担が大きいそうだ。きゃっ!週末よくやっているが、ルースパウダーのみが一番負担が軽いらしい。

乾燥するから仕方がないので、使用するクリームもどんどん濃い(?)ものになってきていたが、どうも肌とって一番いいののはビタミンC誘導体が入った化粧水と、何にもまして重要なのが美容液らしい。どちらかというとリッチなクリームなどは40代以降に使い始めれば十分なようだ。

近頃お気に入りの美容ブログを見つけて、そこに書いてあることとも一致する。(このブロガーさんは、女性として尊敬できる素敵な方!)

よく化粧品メーカーがパンフレットなどに使用する、皮膚の断面図も記載され肌の仕組みについても説明されている。肌の状態は死んだ細胞でできた角質層の状態で決まる、とある。通常は30%ほどの水分を含んでいるがこれを下回ると乾燥肌に。ところでこの死んだ細胞がはがれてターンオーバー、というのは良く分かるが、身体内部で死んだ細胞はどこへ行くのだろうか?全部生きているのかしら?

2010年2月12日金曜日

日本人の源流 - 幻のルーツをたどる

小田静夫著

日本人がどこからやって来たかについて様々な角度から書かれた本。
しばらくお休みしていたDNAがここで自然に私の目の前に現れた。
「チョットワタシタチノコトワスレテナイデスカ?」とくるくるした子達に責められている気がした。あの数と長さのDNAに襲われたら大変だ。逃げられない。でも私のDNAなら、私を襲うために体内から出る時点で壊れているということだからありえないね。

全ての人種のルーツはアフリカの黒人にあることは知っていたが、そこからどんな経路を辿って日本まで来たのかははっきりと知らなかった。この本によれば、黒人は中近東で西と東に別れ、西へ向かったヒトがヨーロッパ人に、東へ向かったヒトは多くの地域へと広がっていた。東に向かった集団の一つがモンゴロイド、そのモンゴロイドがヒマラヤ山脈にぶつかり、南北へ進路を分かつ。南へ向かった古モンゴロイドは東南アジア、日本、オセアニア等へ、北へ向かった新モンゴロイドは北、中央、東アジアへ。
この南に向かった古モンゴロイドがどうも縄文人の祖先らしい。そして、しばらくの時を経て、北へ向かった新モンゴロイドが弥生人として朝鮮半島から日本へ渡って来る。つまりとても大雑把に言ってしまえば、日本人はヒマラヤ山脈で一度二手に分かれたモンゴロイドが、再び出会った人種のようだ。

そして弥生人の勢力は強く、昔からいた縄文人に近い人々は南北に追いやられ、現代日本人の血の7割は新モンゴロイドらしい。ちなみに南北に追いやられた(?)縄文人は沖縄やアイヌの人々の中に特徴として残っているらしい。確かに沖縄やアイヌの人の顔つきには地域的な特徴、そして目鼻立ちがはっきりしているところに共通点がある。

頭の長さ、食べ物、当時の風習、埋葬方法、言語とあらゆる点から日本人の源について書かれたこの本は素直に面白い。

実はこの本は数年前に亡くなった姉の本棚から見つけた。生前、「私とあなたは同じ作家の本でも異なる作品を好むね」と言っていたが、生物なんかに関してはまんざらそうでもないらしい。そういえば、脳についての本も二冊発見。当時、脳ブームでもなんでもなかったことを思うと、なぜ興味を持ったものか、ちょっと不思議な気もする。

今頃、彼女も天国でDNAだか大腸菌だかの本を読んでいるかもしれない。

2010年2月7日日曜日

小泉純一郎の軍師飯島勲

大下英治著

飯島氏が小泉さんの代議士秘書になった頃から、内閣総理大臣秘書官となり、小泉内閣の終了までについて、書かれている。いまどき珍しいかもしれないけれど、私は逆境を乗り越えて成功する人の話が好きだ。何もかも与えられてきれいにクールに要領よく生きている人には正直あまり魅力を感じない。お腹の裏側にある強い力みたいなものが感じられないから。いざという時になにくそっと大きな牙をむき出して、食いちぎるような力を持つ人は恐れとあふれ出るようなパワーを感じさせる。
平和に満ち溢れ、戦う必要がほとんどない今、強いということ程、魅力的な要素はない。強ければ安心して守ることも、守られることもできる。
飯島さんはきっとそういうパワーを放っている方ではないかなと想像する。(私の家にはここ数年テレビがないため、飯島さんが話したり、動いたりしている姿を見たことがない。)

ところで私は会社員で、アシスタントをしている。飯島さんの小泉さんに対する忠誠心のような気持ちが少し理解できる。そこまで強いものではないかもしれないけれど、似たような気持ちを上司に持っていると思う。これはとても不思議な感覚である。おそらく相性がよくなければ、こういう風には感じない。何よりもサポートする側は人間として相手を尊敬しているがゆえに成り立ち、そしてサポートされる側はその誠意にきちんと応える。

誠意にきちんと応えるのには何段階かあり、まずは誠意をつくしていることに気がつく、そしてそれを言語で表現し感謝の気持ちを伝える、報酬を与える等がある。私は何名かの上司についたことがあるが、全員誠意をつくしていることには気がついている、しかし表現をするのが圧倒的に下手、もしくは全くしないのどちらかである。日本人はおおよそ二段階目が飛んで、感謝を言葉では表さないけれど、ご飯をごちそうしてくれたり何か買ってきてくれたりという風になる。ただ、それもさすがだなと思ったのは以前勤めていた会社の社長、私に不満があることを知ってお昼に誘ってくれ、こちらが断ると(今考えると断るなよ!)女性が好きそうなおしゃれなクッキーを買ってきてくれたのである。正直私は甘いものがそれほど好きではないので、クッキー自体はたいしてうれしくもなかったのだが(もちろん喜びを表明した)、なんとも絶妙のタイミングとセンスの良さにとても驚いた!やがて6年も前の出来事だが忘れられない。この方は本当にすごい方で、なるほどと思った。2段階目をすっとばしても効果大である。すごい人というのはおそらくそれほど意図しなくても物事のバランスやタイミングやリズムが絶妙なのだ。そう心地の良いリズムを持っている。

この本は小泉内閣時代に世間で話題になったことやその裏側について多くが書かれているので、小泉さんと飯島さんのお人柄についてはあまり触れられていない。それでも二人の絆がとても固いというのはわかるが、もう少しそこを掘り下げて知ってみたいと思ってしまった。つまり忠誠心とは何か?何がそこまで固い絆を作らせるのか?

母親が言っていた、人気のある首相の時は秘書も存在感があるね。そうじゃない時は誰が秘書かさえも知らないものね。
有能な人だから有能な秘書を選ぶのか?それとも有能な人は部下を上手く開発させる能力を持っているのか?やはり相性なのか???

2010年1月14日木曜日

データはウソをつく-科学的な社会調査の方法

谷岡一郎著

おもしろかった。この方も研究者。
別に研究者に関係ある本を選んでいるわけではない。
これは会社のマネージャーさんからお借りしたうちの一冊だ。

新聞、メディア等がどうやって数字を操作し、意図する方向に人を誘導しているかがわかる。
仕事で数字を取り扱うのが主な仕事のため、作り方次第でまったく異なる印象になることは知っていた。

そのせいか新聞等でグラフを見かけると、実はいつもよく理解できないでいた。(ただ、単に頭がよくない?)
というのは、そこにある情報だけじゃ、ちょっとそうと言い切れるか判断しがたい、もっと細かく知りたいんだけど。といった感じ。

第五章あたりで、世にあふれる情報をどうやって本物を見分け、上手く選択するか(ちょっと違うかも)に必要な大前提の能力が提示される。何しろ私は全てにおいて十分ではない。
特に教養...。本当に世の中のこと何も知らず。

この能力があれば、新聞グラフ問題も片付くのかもしれない。

2010年1月12日火曜日

容疑者Xの献身

東野圭吾著

姪っ子が「面白かったから読んでみて」と貸してくれたので、読んでみる。
サスペンス?は松本清張さんや子供の頃、赤川次郎さんの本を読んだけれど、最近はほとんど読んだことがなかった。平日の通勤電車から読み始めて当日中に読み終わってしまうほど、ぐいぐいと読者を引き込んでくれる。サスペンスとして面白いだけではなく、生きることの切なさを感じさせる本だと思う。

ちなみに容疑者X = 石神が数学者というところに個人的には興味深々。
四色問題って初めて聞いたけど、何々???

かっこいいなと思ったのが、最後の方にこの天才数学者が自分に語るくだり。

「誰かに認められる必要はないのだ、と彼は改めて思った。論文を発表し、評価されたいという欲望はある。だがそれは数学の本質ではない。誰が最初にその山に登ったかは重要だが、それは本人だけがわかっていればいいことだ。」

「それは数学の本質ではない」
「それは数学の本質ではない」
「それは数学の本質ではない」

何においても、この本質からずれないでいることは思うより難しい。
純粋な情熱や愛や興味を持ち続けていられれば、本質からそれほど遠ざからないでいられるだろう。

2009年10月5日月曜日

トヨタ式最強の経営

なぜトヨタは変わり続けるのか
柴田昌治 金田秀治著

7年程前に買った本で少し古いが、読み返してみた。シックスシグマ関連の研修を受けた際にトヨタの話が多く出てきたから。
当時はよく意味がわからなかったのだが、今は分かるようになった。
よく意味がわからないこの本を、なんとなくいつか読み返したいと今までなぜ取っておいたのにはそれなりの理由があったらしい。
やっぱり、変革が好き。

トヨタ生産方式は海外にも紹介され、様々な企業で取り入れられた。
でも中には上手くいかないことも。
それはなぜか、この本ではこう説明。

トヨタのやり方を単なる生産方式として、その手法だけを取り入れれば同じように成功すると思うと間違い。
実はトヨタのやり方は単なる生産方式ではなく、改善方式、もっと深く読み取ると実はそれは企業革新方式。
そしてこれはトヨタの企業文化があってこそ、上手く機能するもの。
ただし、企業文化というものは体系化して説明しがたいもの。
また、理解したところで、ではうちにもトヨタと同じ文化を、といっても一筋縄ではいかない。

文化とは体質みたいなもので、一度痩せにくい体を作るとなかなか太らないいい状態が続く。
しかし、痩せるまでが大変。

この本はなんというか私にとってとても面白い。
日本らしさを最大限に生かした革新方式だが、いわゆる外資系の経営らしきものに慣れきってしまっている者からすれば、そんな方法で経営陣は納得するのか?と思ってしまう。
例えば、欧米型ではどのようなシステムがいついつまでにできると決まっている。しかしトヨタ方式では極端に言えば出来上がるまでわからない。しかし、それでは企業活動として成立し得ないから、大まかなシナリオを描く。手を入れた部分が他に影響を及ぼし、ドミノ倒し式に改善が進んで行く。
この辺りを実際に経験して本当に理解してみたいと思った。

読んでいるうちに研修では主に生産方式の部分を学んだと思った。
多少文化を作ることにも取り組んではいるが、ずっと何かおかしいと思っていた。
なんというか本当に上手くはいっていない感じ。
読んでいるうちにこの改善を継続する、そして革新を支える文化がないことをはっきりと認識した。

では、何ができるか。トヨタにはインフォーマルな様々な集団があるらしい。
自発的な取り組みで、「気楽にまじめな話をする場」。
そこでお昼休みを利用して気楽にまじめな話をする場をつくってみることにした。

10月中に試験的に実施する。上手くいけば継続する。何はともあれ私はこの本でいうところの
「まずはやってみる」という姿勢に大いに共感してしまった。

そしてみんなの心の中にある「思い」を発見したいと思う。

2009年9月20日日曜日

世界一の美女の創り方

イネス・リグロン著

ミスユニーバース日本代表を育てるお仕事をしているフランス人女性が書いた本。
イネスさんはドナルド・トランプ氏によって日本でミスユニバースの知名度を上げるために派遣されたそう。
ドナルド・トランプ氏と言えば、相当の実業家?
以前ここにも読後の感想を書いた「3分間で成功を勝ち取る方法」にも登場する。
そこで思ったのだが、日本でミスユニーバースを盛り上げることによって、どれくらいの儲けがトランプ氏の元へ?
日本人が上位を獲得することで付随してそれほど儲かるんだろうか。儲からなければ、わざわざ日本に力を入れたりしないよね。

ところで中身は美全般について軽く触れてあるだけで少し物足りなく、またあまり真新しい情報や目が覚めるような考え方は書かれていなかった。

外国人から見た日本女性とその美しさが少し分かる本かもしれない。

結局のところ、同感するところも多々あるけれど、私はこういった種類の美しさを求めていないことに気がついた。あくまでもショービズっぽいというか、自分の見せ方にとことんこだわるといった感じ。作られたものはいつかボロが出るんじゃないかな。

知性を持って自分の意見を持った自立した女性が美しいと書かれているけれども、その知性についてもあまり深くは触れていないため残念。健康的な生活や食生活については納得。

又、女性の髪は長くあるべき等、少し理解に苦しむ。
つまり、自由度はあるけれどやっぱり型にはまった美しい女性の自己演出方法に思えてしまった。

子供の頃からスカートをあまり履かず、ひらひらした服が嫌い、ピンクが一番嫌いな私には単に合わないだけかな。

「日本が男性中心の社会で、保守的な傾向が強い。女性が自信を持って堂々と振る舞うと「生意気な女」とささやかれる。」とある。

少し時代遅れかもしれないけど、実際に言うことをきかないと「かわいくない」とか言われることは未だにあるな。(発言者は二人とも50代の男性)そしてそう言われないようにいつもニコニコして歯向かわないように暮らす自分にも随分疲れて来た。そういえば、ついこないだも男を立てるから偉いと言われたけど...?

確かにフランスに住んでいた時、フランス人の男女関係はいいなと思ったことがある。
女性が強くて、結構わがままそうで、でも外見も女性らしく魅力的で。男性も料理するのが普通だし、優しいし、何しろ言葉が愛の言葉ですから。

公園のベンチで10代のカップルがいる姿を見て、とても新鮮だったのを覚えている。
肩にもたれかかっていたのは男の子の方だったから。

と、考えていたらわからなくなってきたので、もういいや。

一番の収穫はもう他人の評価に基づいて生きていない自分に気がついたこと。
自分が美しいと思える美しさを目指そうと思う。

2009年8月22日土曜日

ウェルチ リーダーシップ・31の秘訣

ロバート・スレーター著

やはり、GEはすごい会社だと思う。
ジャック・ウェルチはすごい人だと思う。
本を読んでいるだけで、どきどきしたり、情熱が伝わってくる。

人生で何が大事かって、私は夢と情熱だと思う。

常に夢を持って、夢に向かって努力する。
努力は情熱があれば、とくに努力しなくてもできる。
だから、情熱はとても大切。

いい子にスマートに模範生にクールに物事をやるよりも、がーっと大きな口を開けて牙を向けながら生きるのって楽しい。
時々谷底に落ちたり、ぶつかったりするけど、とにかく熱い生き方大好き。

変革大好き。(チェ・ゲバラと誕生日が同じ日だから何か関係があると信じたい)

私もそろそろ牙出したい。

ときどき、周りをぐるっと引き込んでしまうようなパワーを持った人に会うけど、ウェルチさんもそんな人だろうな。
遠目からでもいいから一度見てみたい。がぉっ。

2009年8月16日日曜日

図解コレならわかる シックスシグマ

ダイヤモンド・シックスシグマ研究会

仕事でシックスシグマ関連の研修を受けることになった。
研修は5日間、全て英語で実施されるため、少し不安でこの本を慌てて読んだ。月曜日からの研修で直前の土日で読んだ。
はぁ、ナマケモノ。

実はこの本、5年ほど前に購入して一度読んでいる。
とても簡単に書かれているのにもかかわらず、当時は良く意味がわからなかった。
最近本を比較的早いペースで処分する習慣を身につけて、一度処分候補に上がっていたものの、取っておいてよかった。ほっ。

VOC (Voice of Customer)、Vital Fewと本文中に出て来た言葉は研修でも同じように使用されていて少し安心。
(当たり前だけど)

あまり本の感想になっていないが、ついでに同時期に購入したトヨタについての本を改めて読み返している。
すると、前はチンプンカンプンだったものが理解できる!おどろき。

私の頭が少なくとも、5年前と比べて少しは進化していることに安心した。

2009年8月10日月曜日

色の秘密

野村順一著

こんな文章のリズムはあまり感じたことがないな、なぜかなと考えた。
一文一文が短くて、...トン...トン...トンといった調子。

色に関するありとあらゆる情報が凝縮されていて、その知識が医学、歴史、文化、実用的なことと多岐に渡る。
どうしてこんなに色々なことを知ることができるのだろう?
ただ、多岐に渡るため一つ一つの情報を深く説明してはおらず、元々あまり知識のない自分にはわからないことが多くて残念。
それにしても私はどうしてこんなに日本文化や歴史には心を惹かれないのだろうか。

茶道や料理と食器について触れているくだりで、どうでもいい飛ばしたい!と思ってしまった。
だって興味がないんだもん。

ラテン系の人は原色が好き、とある。これはなんとなく想像ができる。
北欧系の人はパステル調の寒色を好むんだそう。ふーん。
目の網膜でどの色素が発達しているかによってことなるみたい。
「色素が発達している」とはどういうこと???

調べるテーマをたくさん見つけられる本である。

2009年8月9日日曜日

ゆらぐ脳

池谷裕二 木村俊介著

「進化しすぎた脳」という本が脳に興味を持つきっかけとなった。
その本の著者が池谷裕二さん。世界で認められた脳の研究者、すごい方みたい。
文章がとてもわかりやすくおもしろい。

この本は研究生活についてインタビュー形式で書かれていて、どういうことを研究されているかがわかると同時に研究者の仕事を垣間見ることができ、とても興味深い。

そして今回の発見は「分かる」について。このように書かれている。

人間はものごと分解すると分かることが多い。
しかし著者は脳の神経細胞のシステムについてなるべく分解しない方法で研究している。
「分解してしまったら、分からなくなるものがあるのではないか」

人間は分解することで分かったと思うけれども、分解をしてしまったら分からなくなるものがあり、ただ分解しないと分からないのは、私達の脳が分解しないで理解する能力を使用していないからだ、というようなことが書かれている。分解しないで理解するには脳の理解力を上げるなどしなければならない。

驚いた。新しい考え方だった。すごい!

もう一つ、スンクスという動物が嘔吐することのできる動物として出てくる。
嘔吐というのは高度な機能で、ねずみやうさぎは嘔吐ができないらしい。
なぜ、高度か?
例えばねずみが毒物かもしれない餌に遭遇したら少しかじって、体に影響があるか待たなければならない。毒がなかったと思って餌を再度取りに行った時にはもう取られてしまっているかもしれない。しかし、もし嘔吐することができれば全て食べてしまって毒があれば後から吐けばいい。と書いてある。

生物ってすごい。驚きばかり。

2009年8月4日火曜日

1Q84 BOOK2

村上春樹著

村上さんの小説をほとんど全て読んでいると思っていたけれど、そんなことはなかったみたい。思い込みが激しい...(反省)

青豆と天吾の物語が交互に展開していくけれど、読みたいのは青豆の方だった。
それは同じ女性だから共感するからなのか。

天吾側ではふかえりを描写する場面にちょっと嫌気が指してしまった。
これってただのロリコン?なんて物語がさーっと冷めるような考えが一瞬でも頭に浮かんだ人はいないのかな?若さに嫉妬???
特に性的描写の部分ではなぜかちょっと気分が悪くなりそうになって困った。

何が書かれているのか、どういうテーマだとか、あまりわからないけれど物語としてどんどん引き込まれるので楽しい。

子供の頃によく読んだファンタジーのように引き込まれる。
小説家ってすごい仕事だ。
むむむ。

夏だ暑くて本よりもビールとほうっておいたら、人から借りた本やら何やら溜まっている。

カリパクになってしまう。

カリパクゥ。

春樹さんぽい?

2009年7月31日金曜日

Practical Thinking

by Edward De Bono

もう辛かった。何がって英語で本を読むことが。
上司に借りてから早くも半年近く時が経っていた。やはり英語力がない。
何年も何年も勉強して来たのに、ろくに読めない。悲しい。
落ち込んでいても仕方ないので、開き直る。シャキッ?
きっと内容に興味がなかったんだ。
いや、いや、理解できたら面白そうな内容だったんだけど。

考え方についての本で思考の解剖書みたいな本だった。
特に最後あたりの"imagination"、"creativity"についてのところがおもしろ(そうだった)かった。

2009年7月29日水曜日

1Q84 BOOK1

村上春樹著

随分売れているみたい。

村上春樹さんの小説はほとんど全て読んでいると思う。

自分自身が年齢を重ねたせいなのか、読んでいる間に色々なことを思った。
孤独とか、愛とか。

10年前も読んだ時にきっと考えていた。
孤独とか、愛とか。

そして突き詰めて行き着くところは10年前と変わっていないような気がする。

ちなみに「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が一番好きな作品。次が「ねじまき鳥クロニクル」かな。

この本に登場する天吾は数学の塾講師だけれど、ハードボイルドワンダーランドにも計算士みたいな人が登場した。私はその部分の描写がとても好きだ。正確で、規則的で、秩序がある世界の描写。

そして、「歴史はあなたの中で続いている」だったか(文をそのまま暗記する能力が私にはない)、この言葉は前にどの作品かで読んだ時からずっと心に残っていた。
納得したから。
特別不思議なことでもないし、本当だと思う。

家族の歴史でも蓋を開けてみれば、思いもしない過去が眠っている。
その過去と現在の自分との繋がりを感じることがある。
この枠のようなものからは出ようとしても、なかなか出ることができない。

やっぱり一人では難しい。

2009年6月7日日曜日

よくわかるDNAと分子生物学

武村政春著

DNAの役割、構造、複製の仕組み、RNA、ゲノムと多くについて触れてあるけれども、図解されているのでわかりやすい。と言ってもまたわからないことが増えた。塩基の結合等について出てくるとわからない。学生の頃、あんまり好きじゃなかった化学も勉強しなきゃ。

読めば読むほどわからないこと及び新事実が増える!(私にとっての新事実なだけ)
DNAを束ねている丸いやつ(本当に丸いのかな?)ヒストンはただ1個の丸いものと認識していたのに4種類のヒストンが2個ずつ合計8個で形成しているんだそう。

それにしても人間の体は60兆個あまりもの細胞からできていて、その中のとても小さい核の中におよそ2ナノミリメートルくらいの幅で、長さ2メートルのものが入っているなんて驚くばかり。しかもその細い細いひもはさらに小さい要素の集合でできていて、その複製過程は何段階にも分かれている。私自身を鏡で見たらそんなに複雑な感じはしないけど、細胞の中ではとっても小さいやつらが複雑な動きをしているなんて....。

小さいけれどもそこにとっても広い世界が広がっていることにやっぱり感動してたまらない。
小さくなってその広い世界を泳いでみたい気分。