2011年6月19日日曜日

貯蓄のチカラ

午堂 登紀雄 著

著者は結婚が目の前に迫りお金を貯め始め、最終的にファイナンシャルプランナーになられた方。ご自身の経験によるものか、30代からのお金との付き合い方についてごく基本的なことが書かれている。お金が集まるルール、お金が貯まる仕組み、住宅についての考え方、保険、投資についてである。お金が貯まる仕組みで、すぐに実行に移せそうなものがレシートによる支出金額の把握。私は家計簿というものをつけて、続いた試しがない。この方法ではとにかく、レシートを取っておいて、溜まったら食事代、交通費、交際費等と項目別に集計し支出を把握する。とにかくレシートを溜めておけばいいので、忙しい時でも対応が可能。後は源泉徴収票を元に手取り収入を正確に把握する、など、確定申告時に毎回見ているものの、いざ手取り収入を考える時には利用したことがなかった。このタイプの本に多いが、文字間隔も広く読みやすいので普通に読んでも1時間あれば十分読める。