2009年3月21日土曜日

大富豪になる人のお金の使い方

佐藤富雄著
3連休ということで、これぞとばかりに読書をしている。自己啓発本好きだなぁ。

著者は大脳・自律神経系の研究をされていた方らしい。原始的な脳と言われる大脳辺縁系には「自動目的達成装置」があって、どんな目的であっても達成しようとする。では目的を持っていても実現しないのはなぜか?それは本当に心から思っていないためだそう。「『どうしてもこの目的を達することが必要なんだ』と、それが生死を左右するくらい強く願望をいただいて...」とあるが、すごく分かる。

又、お金の遣い方についても納得。確かにいいお金の遣い方をすると戻ってくる。惜しみながら遣う人と、純粋に楽しむために遣える人の差は大きい。食事に行って会計の時にふとした表情などに出る。「割り勘で払いたくないなぁ、だって私お酒飲まないもん」「奢りたくないなぁ」「ちょっと高くない?」とか。こうなったらせっかく楽しかった時間や空間の価値が下がってしまう。そのため、そういう人とは自然と付き合いしなくなる。お会計はいさぎよく、それができないなら行かない方がいいな。

私が実行していることも書いてあった。例えば、割り勘でというのも失礼に当たるような方にごちそうになった場合は、相手に喜ばれるちょっとしたものをお礼に贈る、自分にできる範囲で心を込めたお返しをする。そうすると長く付き合いが続く。これ、忘れてはならない人間付き合いの原則だと思う。何事も誠意が大切。